グリーン・デイがついに4年ぶりの新作を完成! バンド史上最高傑作との呼び声も高い本作は、今のアメリカをパンク・キッズの視点で捉え、世界へ向けた彼らのメッセージを凝縮させた「最も誇りに思えるアルバム」(ビリー・ジョー)。アルバム全編を通してひとつのストーリーが展開されたり、組曲を収録したりと今までにないコンセプトにも注目したい。

 ・ amazon : American Idiot

パンク・ロックの持つ可能性を常に押し広げてきたグリーン・デイがさらなる新境地に挑戦した2004年のアルバム。マスメディアに躍らされるアメリカの大衆に向けて警鐘を鳴らす「アメリカン・イディオット」も痛烈だが、それぞれ9分台の組曲「ジーザス・オブ・サバービア」「ホームカミング」が斬新。“パンク・オペラ”というべき構成は壮大なスケール感を持ち、バンドが新たな局面に立ったことを告げている。

ただ、もちろんグリーン・デイ節全開の熱血パンク・ロックと泣きのメロディも健在。ビーチ・ボーイズばりのヴォーカル・ハーモニーを堪能できる「エクストラオーディネリー・ガール」も秀逸だ。10年もの間、トップの座をキープしながら現状に甘んじることなく前進を続けていく。そんな彼らのアティテュードこそがパンクなのである。(山崎智之)

 ・ Spotify : Green Day 05. American Idiot (2004) / アメリカン・イディオット

1. American Idiot
2. Jesus Of Suburbia
3. Holiday
4. Boulevard Of Broken Dreams
5. Are We The Waiting
6. St. Jimmy
7. Give Me Novacaine
8. She’s A Rebel
9. Are We The Waiting
10. Letterbomb
11. Wake Me Up When September Ends
12. Homecoming
13. Whatsername